地域貢献
総合ガス充填工場建設 『災害に強く地域の安心を追求』
平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」は、東北地方を中心に大きな被害をもたらせました。特に津波による被害は想像を超えるものであり、人的被害はもちろんのことインフラ設備被害も大きく、その後の復旧作業も容易ではありませんでした。
現在の当社工場は函館港に面しており、函館市が震災後に見直したハザードマップからも有事の際に受ける影響は多大です。
道南地区に唯一の高圧ガス製造装置を有する当社としましては、医療機関や在宅酸素患者様への医療ガスや災害復旧に必要な保安用ガスの供給について大きな社会的使命として捉え、80年間地域に支えられてきた地元企業として、災害時においても機能を継続するために 平成30年度 標高の高い鈴蘭丘町の函館臨空工業団地に総合充填工場を建設し、地域の医療・経済に貢献し地域発展に寄与してまいります。
春の大感謝祭
「函館酸素 春の大感謝祭」
これは雪解けを待って、弊社がお送りする年度最初のイベントです。
30年以上前から毎年開催し、お客様からの好評をいただき,
おかげさまで2018年 45回目の開催となります。
展示品はメーカー各社のご協力で、溶接機械器具、工作機械、工具、医療機器、安全用品、生活雑貨など多種多様であり、幅広い商品を感謝祭価格で提供しております。
上記商品販売以外にも、新商品や新技術などの紹介やお子様向けに「低温実験コーナー」で液体窒素などにふれていただき、地域の皆様へ日ごろの感謝と情報提供の場として、引き続き貢献いたします。
在宅酸素療法患者様との地域交流
在宅酸素療法をされている皆様、そしてご家族の皆様と非日常的なひとときをお楽しみいただけるよう、毎年ミニ旅行や懇親会を開催しております。
会のネーミングは「Home Oxygen Therapy(在宅酸素療法)」と「皆様と一緒に“ほっ”とした“とき”を持ちたい」という想いで考えた『HOTする会』です。
『HOTする会』は平成15年に第1回目を開催し、医療機関の皆様、介護福祉関係の皆様からのご支援・ご協力を得ながら、今年で14回開催することができました。
患者様・ご家族の皆様、医療関係者の皆様からもご好評いただいており、私どもも大変うれしく思いますとともに、改めて感謝申し上げます。
今後においても地域に根付いた会に育て上げ、皆様と一緒に「元気になる場所」をつくっていきたいと思います。地域の振興へ
道南地区唯一の高圧ガス製造会社である当社は、酸素、ガス関連事業を通じて人々の暮らしや産業、医療に欠かせない重要な役割を担い、市民に大変密接な関わりを持ったビジネスを展開してまいりました。
80年という長年にわたり港町函館の繁栄に寄与し、また地域に支えられてきた地元企業として、このたび函館市全体の振興へと100万円を寄付させていただきました。
今後は創業100周年に向け、創業以来変わらぬ「進取の気概をもって高圧ガス事業に注力し、地域の発展に貢献する」という理念のもと、地域に根差した基幹企業として、これからも地域の皆さまとともに歩んでまいります。
(2018年10月23日 函館市役所 2018年10月当時 代表取締役社長 坂本 雅博)
環境活動
環境への取り組みとして、函館酸素は社用車の一部においてハイブリッド車の導入を進めております。低燃費であること排出ガスの低減とあわせ、地域の医療に関わる弊社として、災害時を想定した場合のガソリン不足の懸念からのBCP対応の一環でもあります。
また、毎年、会社周辺のごみ拾いや6月5日の環境の日にあわせた歩道の除草や周辺のごみ拾いを実施し、地域の美化に努めています。