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ガス談話室

液体の宝石?
2004-04-01
酸素は空気中に約21%有って、動物が生きていくためには無くてはならないものだとか、燃焼を助ける物質だとか、金属をさびさせるものだとか、学校では教わりますが、それ以上のことは意外と知られていないものです。
私が会社に入って驚いたのは、液体窒素が通る金属パイプの外側に空気中の酸素が凝縮して、ポタポタ落ちているのを見たことでした。そうです、酸素は冷やしつづけていると、液体になってしまうのです。ためしに、大きなポリ袋の中などに酸素ガスを入れて、液体窒素で冷やしていくと、中に液体ができます。これが沸点マイナス183℃の液体酸素です。
次に驚くのは、この液体に磁石を近づけると吸い寄せられてしまうことです。そう、酸素は金属ではないのに磁性があるのです。
もうひとつ。この液体酸素はとても美しいエメラルドのような青色の透明な液体なのです。
 
御注意:
液体酸素を作る時、ポリ袋は可燃物ですから十分な注意が必要です。
液化実験をする場合は、周囲に火気や可燃物がないことを確認し、ポリ袋は トングスではさむようにしてください。できれば専門家の指導を受けてください。 それから、液体酸素も液体窒素も極低温の物質なので、手にかかったりするとやけどをする危険もあります。
 
函館酸素株式会社
0138-42-2411
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〒040-0076
北海道函館市浅野町1番3号
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