函館酸素株式会社のホームページ

今頃の季節、良い天気が続くと「そろそろ春かな」とウキウキし、再び雪が降ると「まだまだ冬かな」とため息が出ます。
冬と春の攻めぎ合いにあわせて、気分の浮き沈みが大きくなる時期と言えるでしょう。
とは言え、3月になると春はすぐそこまで来ており、１～２か月後に五稜郭公園や函館公園で咲く満開の桜が頭をちらつきます。
北海道をはじめ雪国の人々は「11月になると顔色が曇ってきて、3月になると穏やかな顔になる」という話をたまに聞きます。
「もうじき冬か…」「そろそろ春だ！」という気持ちがどうしても顔に出てしまうのでしょう。
早朝から雪かきの毎日にぐったりし、外にもなかなか遊びに出られず、出れば雪道での転倒やスリップに気を遣う…という冬の苦労があるからこそ、春の喜びが温暖な地方の人達よりも大きいのだと思います。

3年以上続く長い長い冬のようなコロナ自粛生活ですが、ようやく以前の姿に近づきつつあり、久しぶりに春を迎えるような気分です。
以前のように大勢で酔っぱらって大騒ぎするような花見宴会は無理でしょうが、今年の花見はこれまで以上にワクワクできるような気がします。
厳しい時期を頑張って乗り切ることは大切ですが、過去の嫌なことをクヨクヨと思いおこしても仕方がありません。
つらい時期が終わり、新しい季節が始まることを楽しんでいきたいものです。

函館酸素は今月末に創業85周年を迎えます。
春のように地域の皆様に安心感を与えられるような会社を目指してまいります。
今後も函館酸素にご期待ください。