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はこさんブログ

【函館B級スポット①】
2023-07-18
函館の観光名所で、まず思い浮かぶのは函館山から見る100万ドルの夜景でしょうか?
あるいは桜の名所でもあり、戊辰戦争の決着場所となった史跡五稜郭公園でしょうか?

赤レンガ倉庫、立待岬、トラピスチヌ修道院なども有名な観光スポットですし、最近では2021年に世界遺産認定された大船遺跡・垣ノ島遺跡(北海道・北東北の縄文遺跡群)も人気になっているようです。
これら以外にもまだまだ函館には面白いスポットがたくさんあります。

今回から2回にわたって、あまり観光客には知られていない函館の穴場のスポット(名付けてB級スポット)をいくつかご紹介したいと思います。
月光仮面像(松風町)
まずはJR函館駅前近くからのご紹介。

函館駅から徒歩10分ほどのところに「はこだてグリーンプラザ」という緑地スペースがあります。
地域のグルメイベント、コンサート、お祭りなどで利用されるエリアですが、その片隅に 月光仮面の像 が立っています。
(そもそも若い方は月光仮面なんて知らないかもしれませんが、昭和のスーパーヒーローです)
何故、函館に月光仮面?と調べたところ函館出身の原作者 川内康範氏が1974年に寄贈されたものだそうです。

川内康範氏は脚本家、作家であると同時に「伊勢佐木町ブルース」「おふくろさん」など数多くのヒット曲を送り出した作詞家でもあります。
10数年前に森進一さんとの「おふくろさん騒動」がワイドショーなどで話題になったことを覚えている方もいるかと思います。
(興味のある方はネットで検索してください)

当時の子供は皆この恰好を真似して「月光仮面ごっこ」をしてたものです。
台座には月光仮面のスローガンが書かれています。

意外と目立たないところに立っているので、目の前を通ったことがあっても気づかなかったという方も多いかもしれません。いっそのこと、このエリアに歴代ヒーローの像を並べてみたら全国のヒーローファンが集まるS級スポットになるかもしれませんね。
函館山砲台跡・要塞跡
       御殿山第2砲台跡(今と昔)
続いては、ご存じ函館山にある隠れた歴史スポットです。

函館山を散策しているとレンガ造りやコンクリート製の古い施設跡を多く目にすることができます。
元々、函館山は山全体が軍事要塞であり、砲台、指令所、弾薬庫、発電所、観測所など様々な軍事施設が建てられていました。
明治30年ごろから第2次世界大戦後までは一般人の入山が厳しく制限されており、地図からも消されていたそうです。
これら軍事要塞跡は北海道遺産にも指定されており、2015年NHKブラタモリでも紹介されたのを覚えている方もいるかもしれません。

まずは、ロープ―ウェイ頂上駅から徒歩15分ほど(車で登る場合は山頂手前の「つつじ山駐車場」から徒歩5分ほど)に「 御殿山第2砲台跡 」があります。
海に向かうように2つの砲台跡が3組並んでおり、近くにはピクニックもできる広場があります。
そこから2kmほど山道を散策すれば「千畳敷指令所跡」に行けます。
苔に覆われた地下施設であり、天気が良い日でも何か不気味な雰囲気があります。
地元では有名な心霊スポットでもあるそうなので、霊感が強い方は避けたほうが良いかもしれません・・・
(ましてや夜景の後にチョット見学にというのは危険なので絶対にやめましょう)

これ以外にも函館山には全部で77の軍事施設が建設されたそうですが、崩壊などの危険により立入禁止となっているものも多いようです。
函館山からの景色は夜景だけではなく昼間も素晴らしいので、山頂まで登ったついでに是非足を延ばして歴史を感じてみては如何でしょうか。
            函館山登山ガイドマップにもいくつかの施設跡が書かれています



次回もレアなB級スポットを紹介しますので、ご期待ください。

函館酸素は地元の文化、歴史を守るとともに、新しい街への発展、変化を応援して参ります。
今後も函館酸素にご期待ください。
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