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はこさんブログ

【2023函館の夏】
2023-09-20
今年の夏は日本国内に限らず世界中で猛暑が問題となり、水害・山火事などの自然災害も例年以上に多発しています。
断定はできないものの、『地球温暖化』の影響が大きいと考えざるを得ません。
これまでは『異常気象』で片付けられていたこのような自然災害は、最近では【 ニューノーマル 】とも言われ、日常茶飯事になりつつあるようです。
以前このブログで「函館の夏はゆっくりやってきて、あっという間に終わる」と紹介しましたが、今年の函館の夏は例年とはかなり様相が違いました。
函館の人間は気温が25度を超えると「あぢ~あぢ~(意味:暑いよ暑いよ)」と大騒ぎするのですが、例年では25度を超えるのはせいぜい7月中旬頃からです。
ところが今年は6月17日に初めて夏日(25.9度)を迎え、6月下旬以降9月半ばの今日に至るまで3か月間ほぼ毎日が夏日となっています。

過去7年間の8月最高気温を表にしてみましたが、昨年は30度を超えたのはたったの1日、7年前(2017年)には30度を超える日は1日もありませんでした。
対して、今年8月の30度超えは21日であり、観測史上初めての猛暑日(8/10に35.4度)も経験しました。
函館で気象観測が始まったのは明治5年だそうで、151年間経験しなかった気温となります。

幕末から維新にかけて函館で活躍した土方歳三・榎本武揚・高田屋嘉兵衛・ペリーなどの偉人たちも少なくとも函館では経験しなかった暑さと言えるでしょう。

毎日のように40度前後の報道がされていた本州の方からは怒られてしまいそうですが、函館人からすると異常事態であり、エアコンなしでは命の危険さえ感じる日々でした。
慣れとは怖いもので、これだけ毎日暑いと25度程度ではあまり暑さを感じなくなってきました。
先日ニュースで東京の方が「もう32~3度では涼しく感じる」と言ってましたが、ある意味では「生物(人間)の環境適応能力」というのは大したものだとも感心してしまいます。

今年の夏が特別に異常だったのか、或いはニューノーマルとなっていくのかは分かりませんが、我々個人としてできることは「環境に悪い行動は慎む」そして「無理をしない」ということくらいでしょうか…。

企業としても「電力使用の抑制」「クリーンエネルギー化の促進」をこれまで以上に心掛けていかねば…と強く感じた2023年の夏でした。
当社では省エネタイプの各種産業機器、温暖化係数の低い新型フロンガスなど環境商品の提案・販売を行うと同時に、自社工場でも『省エネ機器の導入』『ソーラーパネルの設置』など環境貢献に積極的に取り組んでおります。

今後も函館酸素にご期待ください。
函館酸素株式会社
0138-42-2411
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〒040-0076
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TEL.0138-42-2411
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