函館酸素株式会社のホームページ

新年、明けましておめでとうございます。
2024年のスタートにあたり、ひとことご挨拶申し上げます。

昨年2023年は終わりの見えないロシアによるウクライナ侵攻継続に加え、イスラエルとハマスの戦闘激化と中東情勢の不安定化への波及、北朝鮮や中国の不穏な動向など世界の秩序が大きく崩れかねない危機感強まる年となりました。
平和な世界を祈るばかりです。

また世界中で異常な猛暑、台風、竜巻、山火事など自然災害による被害も多かった年でもありました。
記録的な猛暑は北海道にも及び、これまでエアコン不要都市だった函館でも連日３０℃越えとなる夏だったことも忘れられません。
年末にはイワシの大群が函館市や江差町の海岸に打ち上げられて全国的なニュースにもなりました。
12月中旬には処分するイワシが運び込まれた市内焼却施設周辺では焼き魚の匂いが漂いつづけました。
この原因ははっきり分かっていないようですが、年々イカが獲れなくなったり、これまで珍しかったブリの豊漁が続いたりと、世界的な気象変動の影響にも年々不安が増しています。
我々一人ひとりが地球環境について真剣に考え、行動していくべきだという思いを強くする年でもありました。

更に、昨年は年末まで企業や団体などの不祥事により社会を騒がせる事件が絶えませんでした。
大きく分類すると「インチキを行った事案」と「人を傷つけた事案」に分けることができるでしょう。
不正・隠ぺい・裏金などの「インチキ」と、ハラスメント・いじめ・霊感商法などにより「人を傷つける」など許されざる事案が明らかになり、その後の記者会見でも誠意の無さが社会からバッシングを受けました。
我々も改めて襟を正すとともに、常に「どこかに不祥事の温床が潜んでいないか？」と点検し続けるべきとの意識を強めさせられました。

一方で、コロナの収束がようやく実感できるようになり、マスク無しの生活にも違和感が薄まりつつあった年でもありました。
「当たり前のことを当たり前に楽しめることがいかに素晴らしいことか」を分からせてくれたコロナの３年間でした。
当社でも前年に引き続き展示会を開催し、出張や会食の規制も解除、社員での納涼祭、忘年会もようやく復活することができましたが、コロナ禍でやや希薄になっていた社内外のコミュニケーションをこれまで以上に強めていけるよう期待しています。

「竜頭蛇尾」にならぬよう、本年を１００年企業へ向けた「画竜点睛」のスタートと捉え、

「飛竜乗雲」を目指して参ります。

本年も函館酸素にご期待ください。