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ガス談話室

高圧ガスと安全3「安全に液化ガスを運ぶために」
2006-12-01
液化ガスの輸送はおもに高圧ガス保安法、消防法などの法律により、安全のための取り決めがなされています。
 
また、法律の範囲内で各企業がさまざまな工夫をしています。
 
いくつか、身近な例をご紹介します。
 
1.液体酸素と液体窒素を間違えて充填しないために
 
液体酸素、液体窒素は産業界、医療業界で頻繁に使用されるガスです。
 
酸素のタンクに窒素を入れたりすると、大変な事故が発生する可能性があります。
 
そのミスを防ぐために、工夫されたのが、充填口(チャージパイプ)の形状です。
 
窒素は充填ホースも容器側の充填口も三爪形状、酸素はそれぞれ二爪形状となっています。
(ガスの種類によって、爪数及び爪の間の角度が異なります。)
 
これは大陽日酸㈱の工夫によるものです。
 
2.専門家が輸送します
高圧ガスの輸送は国家資格を持った「高圧ガス移動監視者」がおこないます。
万一事故が発生した時は、常に携帯しているマニュアル(通称:イエローカード)の指示に従い、無駄のない行動をします。
不時の火災発生に備えて消火器も常時積載しています。
また、緊急時に必要な治工具も常に積載携行しています。
 
3.車止め
充填中、停車中の車はエンジンを停止し、サイドブレーキを作動させるとともに、車止めで、停車を確実にします。
 
これらのほかに、運転者は前後左右に気を配り、法定制限速度を原則に、常に状況を見ながら安全な速度で走行します。
函館酸素株式会社
0138-42-2411
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〒040-0076
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TEL.0138-42-2411
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